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ブチルヒドロキシアニソールの役割
ブチルヒドロキシアニソールは、食品の酸化を防ぐ酸化防止剤としての役割を秘めています。
BHAと表記されていることもあり、化粧品や医薬品の分野においても使用されていることがあります。
酸化を防止するという点では非常に優れた添加物ではありますが、これは既に劇薬として登録されている薬品の一つでもあるのです。医療の現場では麻酔として使用されているもので、痒みを抑える薬品にも使用されていることから、感覚を鈍くさせる作用のある薬品であることがわかります。
キャットフードの酸化防止剤としても使用されるブチルヒドロキシアニソールですが、一部では強力な発がん性物質であるとも言われています。
しかし実際のところ、ねずみのような前胃を持つ動物以外に発がん性は確認されていません。
そのため、あまり過敏に反応をしなくても大丈夫と考えられています。
ブチルヒドロキシアニソールが使用されているキャットフードは安全?
ブチルヒドロキシアニソールが使用されているキャットフードですが、猫の場合はねずみのように前胃がないため、ブチルヒドロキシアニソール原因で癌を発症させる確率は極めて少ないと考えられます。
80年代に行われたブチルヒドロキシアニソールの安全性の研究においても、その危険性はほとんど浮上してくることはありませんでした。
ただ、必要以上に摂取をすると発がん性に切り替わる可能性は否めません。とはいえ、その必要以上とは通常の使用量の数万倍と言われているため、あまり気にする必要もないと言えます。
だとしても、どうしてもブチルヒドロキシアニソールの安全性が気になって仕方がないという方は、無添加にとことんこだわったキャットフードを与えるのが賢明と言えるでしょうか。
どうしても気になるなら無添加のキャットフードを与えよう
上記ではブチルヒドロキシアニソールには大きな害はないことをご紹介しましたが、それでも添加物に敏感な方は、無添加のキャットフードをオススメします。
中でもイギリスで生まれた最高峰のプレミアムキャットフードと言われるカナガンは、人工添加物を一切使用していないだけでなく、穀物も一切使用していないグレインフリーなキャットフードです。