猫ちゃんの医療保険について

猫ちゃんやワンちゃんなどのペットを飼っていると、病気や怪我をしてしまった時や病気予防のワクチンなどを打つ為に、動物病院に定期的に通わなければいけません。
動物病院の診察料は、独占禁止法によって診察をする病院が決めることができる、自由診察料金となっています。
その為、同じ診察内容でも通う病院によって料金に大きな差が生じる場合もあるのです。
人間のように健康保険制度があれば診察料金の負担を少なくすることができますが、猫ちゃんにはそのような制度がありません。
しかし、民間の保険会社が展開している“ペット保険”ならばあります。
ここでは、猫ちゃんの為の医療保険についてご説明いたしましょう

ペット保険で診察料の軽減を

近年の民間保険会社の多くは、動物病院の診察料を一部負担してくれる“ペット保険”を展開しています。
この保険に加入していれば、通常の診察料金はもちろん、ガンなどの大きな病気にかかった際にする、手術の費用も補償されます。
必要書類を保険会社に申請し後日保証料金が支払われる場合や、動物病院の窓口で直接保障がされる場合など、加入する保険によって保障の受け方は異なりますが、どこの会社のペット保険に入った場合も、全国各地の動物病院で保障を受けることが可能です。

保険に加入するには条件をチェックして

ペット保険は、飼い猫であれば加入することができますが、加入する際には条件があります。
まず1つ目の条件が、猫ちゃんの年齢です。
ペット保険は、年齢に上限がある場合がほとんどです。加入を希望した際の猫ちゃんの年齢が高いと、加入できないこともあります。
2つ目が、猫ちゃんの病気です。
ペット保険に加入する際には、いままでに猫ちゃんがかかった病気やケガを嘘偽りなく報告しなければいけません。
ガンやウィルス性の感染症、猫エイズなどの場合には加入することができない保険もあります。
ペット保険に加入する際には、加入する保険会社の条件を飼っている猫ちゃんが通過できるかどうか確認するようにしましょう。

加入をするなら比較をしっかり

ペット保険は、万が一の時に大きな保障を受けることができる保険や、1年で使用できる保障回数が多い保険など、加入する会社によって保障内容やサービス内容が異なります。
その為、動物病院の料金が安くなるから~と安易に選んでしまわずに、飼っている猫ちゃんの今後を考えて、ベストな保険を選ぶことが大事です。
ペット保険を選ぶ際には、人間の保険を選ぶとき同様、比較をするようにしましょう。
しっかりと比較をすることによって、猫ちゃんにピッタリな保険を見つけてあげることができるはずです。