食事の場所を決めたら躾を

室内で猫ちゃんを飼う時にまず食事の場所を決める必要があります。
キッチンやリビング、廊下や外など様々がありますが、猫ちゃんにとって居心地のいい場所を見つけることが大切です。
更に、飼い主にとって目の届きやすいところを選ぶことで、食事の躾なども同時に行えます。
一番食事の場所として選ばれているのが、キッチンやリビングです。
キッチンは、人間にとって便利な場所で食材の保管がしやすいこともあり、キッチンを選ぶ人が多いです。
この場合、料理をしている時は出入り禁止、シンクの上に登らないなどの躾を事前にしておく必要があります。
リビングの場合も同様で、机の上に登らない、食事をする場所を一定にするなどを徹底しましょう。

猫ちゃんの居心地のいい場所を探そう

食事を室内ではなく外にする場合注意しなければいけないことがあります。
それは、他の動物に狙われていないかということです。
隣近所で猫ちゃんを飼っている場合、食事の邪魔をすることがあります。
猫ちゃんにとって食事は楽しみの1つですので、邪魔をされていないか確認をし、きちんと食事の摂れる環境であるかどうかを確認しましょう。
普段猫ちゃんがどのような行動をしているかによって、猫ちゃんの居心地のいい場所を見つけることができます。
最初から、食事はこの場所と決めてから飼うことも大切ですが、猫ちゃんの行動を見ながら、躾をしていくという方法もあります。
食事環境を良くすることで、食欲も湧いてきますので元気な生活を送ることができます。
飼い主の勝手で、毎回食事の場所を変えるのは猫ちゃんにとってストレスになりますので注意しましょう。

飼い主の趣味で器を決めない

食事の場所や環境が決まったら、器も猫ちゃん好みにしてあげましょう。
器は、プラスティック、ステンレス、陶器など様々な種類がありますので、猫ちゃんの好みに合わせるようにしましょう。
猫ちゃんにとって食事も大切ですが、水分補給はもっと重要です。
器によって温度が変化してしまい、体調不良となることがあります。
ですから、一度猫ちゃんに与えてみて反応がよくないという場合には、違ったタイプの器に変えるようにしましょう。

このように、猫ちゃんによって好みがありますので、飼い主の趣味に合わせるのではなく、猫ちゃん目線で決めていくようにしましょう。
器を変えて、急に食事の量が減ってしまった、元気がないなどの場合は器や食事の場所に原因がありますので、元の位置に戻してあげる、器を変更するなどの対処が必要となります。