目次
猫ちゃんの2匹に1匹はかかってしまう尿路結石
猫ちゃんがあまりオシッコをしない、もしくは何度もオシッコをする場合、尿路結石ができてしまっている可能性が高いです。
尿路結石とは猫ちゃんがかかりやすい病気の1つで、2匹に1匹の猫ちゃんがかかっているとも言われています。
尿の通り道である尿管や膀胱などにミネラル分が固まった結石ができる尿路結石は、排尿がしづらくなるだけではなく、排尿時に耐え難い痛みを感じる病気です。
結石が体内を傷つけ、血尿を出してしまう猫ちゃんもいます。
尿路結石はキャットフードが原因?
尿路結石ができるのは、毎日与えるキャットフードが原因だとされています。
キャットフードの中にカルシウムやマグネシウムなどといったミネラル分が過剰に含まれている場合、体内にミネラルが溜まってしまって結石化してしまうのです。
また、尿の中のpH 値が偏っている猫ちゃんも尿路結石ができやすいです。
pH 値が偏ってできる結石は“ストルバイト”や“シュウ酸カルシウム”などと言われます。
1日に摂取する水の量が少ない猫ちゃんは体内のミネラルバランスが崩れ、このような結石ができてしまうのです。
尿路結石を防ぐキャットフード選びをしよう!
猫ちゃんの尿路結石は例え治っても再発を繰り返してしまう病気と言われています。
大切な猫ちゃんの身体を守る為にも、尿路結石の予防として正しいキャットフード選びをする必要があるのです。
猫ちゃんのキャットフードを選ぶ際には、キャットフード内にミネラル分が過剰に入っていないものを選ぶようにしましょう。
また、キャットフードの中には、猫ちゃんの体内のph値をコントロールできるものがあります。
そういったものを選択することによって、猫ちゃんのオシッコのph値が正常になり、尿路結石を防ぎます。
人間に良いは猫ちゃんにも良いではない
猫ちゃんの栄養を考えて~と、人間が食べている物を猫ちゃんに与える飼い主さんは少なくありません。
しかし、人間の身体に良い食べ物が必ずしも猫ちゃんの身体に良い食べ物だとは限らないのです。
猫ちゃんはキャットフードから十分に栄養を摂取することができます。
猫ちゃんの身体を考え、尿路結石の予防をしたいのであれば、キャットフードだけを与え続けることをおすすめします。
正しいキャットフードを選び、正しい与え方をすることにより猫ちゃんの健康を保ちましょう。