猫ちゃんに長生きしてほしいとお考えの皆様へ

今ご自身が育てている猫ちゃんとは、できればこの先もずっと一緒に暮らしたいとお考えかと思われます。
しかし、猫ちゃんもいずれは老衰して死んでしまうものです。
それでも世の中にはたくさんの長寿猫ちゃんがいます。自分の猫ちゃんも長生きさせたい!というのであれば、猫ちゃんが長生きできるような環境作りに専念しなくてはなりません。
猫ちゃんの死亡の原因は大きなストレスが原因であったり、不慮の事故やその生活の仕方など、さまざまな原因が考えられます。
猫ちゃんに長く生きてもらうためにも、正しい飼育の知識を身につけましょう。

食事に配慮しよう

人間も日ごろの食生活が原因で、重大な疾患を抱えてしまうことが多いです。
猫ちゃんもまた同様に、日ごろの食生活で寿命が延びたり、短くなってしまうことがあります。
犬や猫ちゃんは動物性の脂質を摂取することが大事であるため、できれば主原料を肉としたペットフードを与えることが大事です。
猫ちゃんにとって必要のない栄養素や、病死・事故死した動物の肉などを使ったキャットフードを与えると、将来癌になってしまう可能性もあります。
カナガンのキャットフード場合、原料の大部分を質の良い鶏肉が占めているため、猫ちゃんにとって必要な脂質を摂取することが可能です。

飲料水に注目

水道水には塩素が含まれているため、水を取り換える頻度が少なくても衛生面が保たれやすいという点が魅力です。
また、日本の水道水は硬度が低いため、尿路結石などに悩む猫ちゃんには水道水が望ましいこともあります。
とはいえ、地域によって水道水の硬度が異なることがあります。特に沖縄県の場合は硬度の高い水道水が出るため、猫ちゃんに与えるには不向きでしょう。
このようば場合にはミネラルウォーターを与えます。
ミネラルウォーターを与える場合には硬水を避け、軟水を与えるのが好ましいです。

定期的に動物病院へ

若いうちは元気な猫ちゃんですが、歳を重ねてくるととも免疫力が低下するため、さまざまな病気を発症しやすくなります。
ある程度年齢が高くなってきたら、1年に最低でも1回~2回は検査を受けてもらうようにしましょう。
この検査は猫ちゃんの体全体を検査する、いわゆる猫ちゃんドッグのことです。精密な検査を行い、病気が見つかった場合には早急に対処するようにしなくてはなりません。

猫ちゃんが10歳を超えたら

この頃になると、猫ちゃんの体力も食欲も少しずつ衰えてくるようになります。
15歳になる頃には、俊敏に動くことも少なくなります。
また、冬の間には寒さもストレスの原因になります。
冬の間に外出する場合には、ヒーターにタイマーを設定して部屋の暖かさを保つようにし、寝る時には湯たんぽを使用して寝床を暖めるなどの工夫をすることが大切です。